ScreenShot2

あちこちで高評価続出のスカイリム。
やってみるとその理由にうなづける。
ここまでやりこんだシングルプレイRPGって何以来だろうと
思い返してみるとオブリビオンだったかもしれない。
1周目は無難な戦士プレイ、2周目は隠密+弓の狙撃手プレイと
全く異なる戦術で楽しんだ。
と、まぁこのゲームをほめるのはあちこちでされているので
あえて苦言を述べてみたいと思う。

まずもっともガマンならんのはインターフェースだ。
あからさまに家庭用ゲーム機向けに作ってあって
とても洗練されているとは言い難い。
操作キーはカスタマイズできるのだが、
装備品等のインターフェース画面でのカーソル移動がこのカスタマイズに対応しておらず
キーが固定の為混乱することこの上ない。

次にスキルの強さバランス。
魔法の使用コストが高めで魔法使いプレイがとにかく難易度が高い。
アッという間にマナなくなるのに敵1体倒すのがやっとで囲まれるともうアウト。
せまいダンジョン等では逃げるスペースも限定されるのでなお更だ。
やはりというかこのへんのバランスMOD等もいくつかリリースされているので
開発側もこの辺のバランス気に入らないならMODでやってね、というスタンスなのかもしれない。
スキルの数ももう少し絞り込んでもいいのでは?
たとえば開錠なんて上げる意味があるんだろうか。
鉄のダガーを延々作っていれば上がっていく鍛冶スキルもどうかと思う。

敵の攻撃パターンも物足りない。
分身して襲ってくる魔法使い等も中にはいるが基本殴るか魔法使うか弓撃つか
といった割と現実的(?)な攻撃方法がメインだ。
ザコはこれでもいいがボスにはもう少しがんばってもらいたい。
例えば足元にダメージゾーンばらまいてくるとか、強力なDoTをかけてきて
何らかの方法で解除しないと勝てないとか。

あと不満というわけではないがギルドクエストで
マスターになった後って無限クエストが続くだけなんで物足りない。
例えばギルド育成なんてのはどうだろうか。
こいつはと思ったNPCをスカウトしてギルドに入れて仕事をさせる。
失敗して死ぬこともあり、それで遺恨が生まれギルド間の対立が生まれる、とか。
内戦クエストで大規模戦が表現されており(それなりにだが。。)
こんな感じで大人数戦がもっと発生すればいいのになぁと感じた。

と、不満はいろいろとあるが、これほどやりこめるRPGもなかなかないハズ。
普通にプレイしていれば2,3ヶ月はタップリ楽しめると思う。