これまで使っていたフレッツ光が3年目になり解約月となった。
継続するとまた3年縛りになるのでどうするかなーと思っていたらネットのバナー広告でNUROを見つける。
なんでも月1,980円(その後980円とかも出てきた)と。
当然最初の一年だけとか何かオプション付けたらとかの制限はあるにしても安い。
さらにスペックがものすごい。最大2Gbpsなんてウチの有線LANよりも速い。
仮に1/4しか速度出なくても500Mbps。
ウチは古いマンションの為VDSL形式でどう頑張っても最大100Mbps、実測で70Mbps程度しか出ない。
ものすごく速くなる計算だ。
こりゃ申し込むしかない、ということでフレッツは解約じゃ。

申し込むに当たって価格.comなどを見ると高額なキャッシュバックなどがあるが
こういうのは大抵面倒くさい手順になっているので公式サイトで申し込むことに。
公式では開通まで1〜2ヶ月はかかる、西日本はさらに1ヶ月余計にかかるかも
みたいなことがかかれている。なんでこんなかかるんだと思って
公式での開通までの流れをみると以下のようになっていた。
1.申し込み+宅内工事日の決定
2.宅内工事
3.屋外工事 → すぐ開通
なるほど、工事が2回要るのね。
まあいいかと申し込むとそのまま宅内工事日の選択になる。
ここで騙されるポイントその1なのだが、宅内工事日の選択は
次週などすぐ直近の日にちが選択できるようになっている。
ここで「あ、今たまたま空いててすぐ工事できるんや。この分なら開通まですぐやん?」
などと勘違いしてしまう(自分だけか?)
後に宅内工事に来た兄ちゃんに聞いた話では、この屋外工事の日程調整にはNTTも絡む為に
調整に時間がかかる場合があるとのことだ。

さて、自分が選択した日に予定通り宅内工事に業者がやってくる。
ここで騙されるポイントその2。
そのまま工事に入るかと思いきやまず管理会社に許可を得ないと工事できないと言う。
フレッツなどは事前にNTT側から管理会社へ連絡が行き工事日の共有等が行われるのでてっきりそういうもんだと思っていた。
公式HPを見るとたしかに「賃貸住宅にお住まいの場合、建物所有者様(オーナー様等)にお客さまご自身で工事実施の承諾をとっていただけますようお願いいたします。」と書いてあるがてっきりこれはマンション全体の共有部の話で公式HPで回線の提供可否を調べた際に対応マンションとなっていたので不要と思っていた。
その事を工事の兄ちゃんに伝えると曰く非常に多い勘違いのようでその兄ちゃんはHPをプリントアウトしてここに書いてありますと説明された。
当然、管理会社も当日初めて聞くのでどんな工事をするのかも分からない。
どんな工事をするかも分からないので、当たり前だがその場で「はい、どうぞ」となるはずがない。
事前に許可を得ろというが、どんな工事を行うかは当然ながら素人の自分に説明できるはずもないので
どう管理会社に説明しろというのだろう。
公式HPには建物所有者様向け工事説明書というPDFがあるがURLを伝えてこれを見ろとでも言えというのだろうか。
どっちにしても共有部に個人宅専用の工事を行うというのは許可を得にくいのではないだろうか。
ウチは結局の所、調査の結果家の中まで配管が通っておらず提供不可という判断を下された為、管理会社へはやっぱ無理だったんでいいです、となったが
仮に提供可であったとしても管理会社がOKを出すとは思えなかった。というか住民側の管理組合の許可も要るような気がするので管理会社だけでの工事OKNGの判断はできないんじゃないだろうか。ちなみに配管の余裕から見ても5,6住居が限度とのことだったので全住居分提供可能という形ではないのが更に却下理由とされそうである。

結論。
NUROはほぼ戸建て向け。
賃貸だとまず無理だろうし、分譲でも事前に根回し必須で、今回のように工事当日に許可を得るようなケースではまず当日工事は無理だろう。
事実兄ちゃんも宅内工事当日に工事できないケースが多く、実質3回訪問になると言っていた。
NUROは開通までは時間がかかるけど、開通してしまえば速いと言われているが開通までのハードル高すぎやろ、と感じた一件であった。
さて、光コラボ申し込まねば・・・。