MTBを組立てるッ!その5 レバー&ケーブル取付け編

さて、いよいよ大詰めである。

 

まずはレバー類の取り付け。

取り付けっていってもハンドルに通すだけなんだがw

ケーブルも付けるとこんな感じ。

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Woodmanの青いハンドルがフレームと同じメーカーかの如く抜群のマッチ具合だ。

 

次はケーブル類の取り付けだが、これが実際にやってみるまでよく分からなかった。

どっからどこまでがアウターケーブル通すの?とか前後シフター、後ろブレーキのケーブルは

どの穴通せばいいの?とか。

このへんはメンテ本見ても書いてなくて、ちょっと困った部分だった。

 

で、一番参考になったのはなんといっても完成車だw

MTBの完成車がたくさん置いてある店までわざわざ出向いて観察してきた。

結果、メーカーによってバラバラだった、というかフレームによって決まるという感じだった。

たとえばTreckは進行方向に向かって、左が後ろブレーキ、中央が後ディレイラー、右が前ディレイラーとなっていた。

が、今回のWarrorは中央の穴だけが妙に太いのでこれがブレーキ用だと分かる。

あとアウターケーブルの長さとかは実際にケーブルを這わせてみたらスグに掴めた。

適当な長さにアウターをぶった切って、潤滑剤を突っ込んで、インナー通してブレーキ、ディレイラーに取り付けて完了。

 

ここで妙に気に食わない箇所に気づく。

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ハンドルのライザー角度がキツすぎるのか、これ以上取り付け位置を中へ寄せることができない。

これだと外すぎてハンドル握り位置がかなり開いてしまう。

おまけに

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これ以上押し込もうとするとシフターのフタが開いてきて、上の写真の位置でも既にこれくらい隙間が開いてしまう。

この状態で雨なんかに降られた日にゃ内部に入りまくりじゃないですか!

 

なんか解決策ないかなぁと思案に暮れていると、そういやシフトとブレーキが一体になっているデュアルコントロールレバーなんてものがあったよなぁと思いつく。

これならもっとバンド幅は一台分なのでもっと奥まで押し込めるだろう。

値段調べるとDeoreクラスのST-M530-Lだと¥8,000切っている。

こんくらいならいいかと思い購入に踏み切った。

(この値段見ると、なんでロードのSTIレバーはあんな高いんだろうか・・・)

 

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取り付けてみるといい感じだ。十分な位置まで押し込める。

操作感も心なしか高級感が出てよろしいw

 

あ、取付け時の注意点が一点だけ。

説明書にはシフトワイヤーを通す際にはカバーのツメを外してから取り外すように書いてあるが、

実際にはネジを1本外す必要がある。

下の写真で言うと親指の下にあるネジである。

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無理に外そうとすると多分プラスチックのツメは折れてしまうだろうから注意!

 

取り付けたらブレーキ、ディレイラーの調整を行う。

そして今回の組立てでもっともハマったのがこの調整部分だ。

リアはどう調整してもなぜか一番アウター側のギアに入らない。

メンテ本見てその通りにやってもまったく入らん。

2時間ぐらい格闘の後、あることに気づく。

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これスタンドにぶつかってるだけちゃうんか、と。

スタンドを取っ払い変速してみるとバシバシ入る・・・・。

まったく2時間も何やってたんだか。

 

そして更に凶悪なのがフロントディレイラーだ。

最初思いっきりワイヤー張ったら調整どころか、そもそも変速レバーが動かないw

ちょっと緩めると動くようになったので、ひとまずこれで調整を進める。

メンテ本見ながら調整するのだが、なんか調整ネジを回しても稼動範囲動いてる気配がない。

もうネジ取れちまうんじゃないかってくらい緩めるとようやく各ギアに変速するようになったが、これでも入ったり入らなかったりw

疲労困憊だし、今日はひとまずこれでよしとしよう。

 

最後にチェーンを張って・・・

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ここでも注意点がw

チェーンを買ったときにアンプルピンが1本ついてくるのだが、これ以外にも最初からチェーンについているピンがある。

ああ、これで繋いで、付属のアンプルピンは予備なのね、と思いそのピンで繋いで見るとどうにも

動きが悪い。なんかカクッカクッというひっかかりがあるというか。

もしかしたら繋ぎ方が悪かったのかもしれんが、付属のアンプルピンで繋ぎ直すとスムーズに動くようになった。

 

 

さてさて、これでひとまず完成・・・かな?

雨降ってるから試運転は明日だな。

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