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左サイドに１２個ものボタンを備えMMORPG向けを謳うマウス「Razer Naga」。
以前から気になっていて買う決心→店頭で触ってみてやめるってのを２，３回繰り返していたｗ

踏みとどまっていた理由は、触ってみるとスグに気がつくが
１２個ボタンがあるからといって１２個全て使えるかというとそうでもないってのがまず１点。
これは後で実際の写真で述べる。
２点目は進む、戻るボタンが死にボタンとなっているという点。
上の画像に見えるように、左ボタンの脇に２個縦にならんでいるのだが
これがまともに押せる位置ではなく、ゲームはおろか日常の利用にも差し支えるので
これが一番の踏みとどまった理由だった。

で、今回なんで購入に踏み切ったかというとドライバのバージョンがあがり
各ボタンに好きなキーアサインができるようになったとどこかで読んだからである。
(そもそもロジのG7００を買おうといろいろ見ていて知った)
キーの割り振りさえできれば全部が使えない１２個のボタンだろうと進む戻るボタンだろうと
好きにアサインできる。
こうなると候補であったG700のサイド４ボタンを上回る使い勝手が実現できるのではと考えたからだ。
ちなみに余談ではあるが、G700も左ボタンサイドに３個のボタンを備えているがこれも押し易いとは言えず、
Nagaほどではないにしろ死にボタンだと感じだ。ただサイド４個は全部いける。

実際に購入し、数時間ではあるがいつもプレイしているWoWで試してみた。
しばらく使ってみて思ったのはオレのマウスの持ち方だと実は１２３が押しにくいということが判明。
４５６を１２３に、７８９を４５６にアサインという感じで１列ずらしてみるとまぁまぁしっくり来る感じ。
１０１１１２はやっぱり押しにくいのでここにも割り当てせず、１１、１２に戻る進むボタンをアサインしてみた。
まぁ当然だがここまでマウス環境が変わると数時間程度では慣れるはずもなく、
ゲーム内のキーアサイン変更も含めしばらく訓練が必要だと感じた。
うん、そういう製品なんだなこりゃ。

付属のマーキングシールはこのように貼ってみた。
１２３は未使用なので何もなし。
４５６７８９に対して飛び飛びに貼ってみた。
正直なところ期待したほど形状による違いってのはあまり感じられない。
貼ってあるか否かを感じるってのが精一杯。
このへんももう少し工夫のしがいがあるところだ。
最後に２、５、８、１１を親指でクリックした場合の違いを。
親指の曲がり具合に注目して欲しい。

２番

５番

８番

１２番
写真を見ればわかるが、１２番になるとかなり親指が曲がっており
この位置を瞬時に押すのはちょっと無理がある。
また、２番については写真で見る限り割と自然な位置にみえるが、
実際にはちょっと深めにマウスに手を置く必要があり、慣れ親しんだポジションで握ると微妙に届かなくなる。
このへんは個人差がかなり出るところなんで、もし購入する場合にはぜひ店頭で確かめてから買ったほうがいいと思う。