エンド オブ ウォッチ

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冒頭からパトカーの車載カメラの追跡シーンからスタートするという
まさにL.A版警察24時だ。
ただしこちらは犯人がいきなり発砲してくるw
まさに死と隣り合わせの仕事なのである、という内容を描いた映画。
主演はジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャ(ザ・シューター/極大射程のFBI新人役、世界侵略: ロサンゼルス決戦でお父さん役の人)。


一応PoVのドキュメンタリー風に作られているのでストーリーもそれほど派手さはない。
事件発生→出動→解決(なのか?)という流れで進むが、そのうちにメキシコ麻薬カルテルの
ブツを押収する等でカルテルの標的となる・・・というのが大雑把なストーリーだ。
舞台は全米でも1,2を争う危険地帯サウス・セントラルという街。
メキシコ系とアフリカン系ギャングが勢力争いを行っておりまさにリアルGTAの世界である。
エンド オブ ウォッチとは「勤務時間終了」という意味で、警察内部で「殉職」の隠語であるという。
劇中マイケル・ペーニャは殉職するが、ラストで殉職数時間前に巻き戻り、パトカー内で
くだらない話で盛り上がる2人の姿を映す。
数時間前まで笑って話をしていた人間が死んでしまう。これはまさに戦場ではないか。
日本で警察というとどうしても安定した公務員みたいなイメージが浮かんでしまうが
LAでは全く不安定なまさにブラック職なんだなと考えてしまったw

でもジェイク・ギレンホール主演で単館上映1日2回というのはなぜなんだぜ。
極端に低予算で作成されているようだが、そのへんも理由にあるんだろうか。

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