MTB

MTBを組立てるッ!その6 完成編

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ついに完成した。

ど素人がやってもなんとかなるもんだ。

 

ではギャラリーを。

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いつも走りに行くコースを走ってみた。

ハンドル幅はまだ合わせてないのでちょっと手が疲れたが、まずまずな感じ。

リアの変速はまったく問題なくバシバシ決まる。

が、フロントは全然ダメだ。 たまーにしか変わらんw

ブレーキも要調整。スタンドに掛けて調整した時と実際に走った時ではやっぱ全然違うね。

もっと効かせないとダメだ。

よかったのは姿勢かな。

クロスバイクであるRSR4よりも上体が起きるので腰が割りと楽だったりw

タイヤもスリックにしたのがよかったのか、RSR4と比べてもそれほど違和感はない。

ま、もう少し調整して保安部品付けて、通勤で使ってみようと思う。

 

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MTBを組立てるッ!その5 レバー&ケーブル取付け編

さて、いよいよ大詰めである。

 

まずはレバー類の取り付け。

取り付けっていってもハンドルに通すだけなんだがw

ケーブルも付けるとこんな感じ。

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Woodmanの青いハンドルがフレームと同じメーカーかの如く抜群のマッチ具合だ。

 

次はケーブル類の取り付けだが、これが実際にやってみるまでよく分からなかった。

どっからどこまでがアウターケーブル通すの?とか前後シフター、後ろブレーキのケーブルは

どの穴通せばいいの?とか。

このへんはメンテ本見ても書いてなくて、ちょっと困った部分だった。

 

で、一番参考になったのはなんといっても完成車だw

MTBの完成車がたくさん置いてある店までわざわざ出向いて観察してきた。

結果、メーカーによってバラバラだった、というかフレームによって決まるという感じだった。

たとえばTreckは進行方向に向かって、左が後ろブレーキ、中央が後ディレイラー、右が前ディレイラーとなっていた。

が、今回のWarrorは中央の穴だけが妙に太いのでこれがブレーキ用だと分かる。

あとアウターケーブルの長さとかは実際にケーブルを這わせてみたらスグに掴めた。

適当な長さにアウターをぶった切って、潤滑剤を突っ込んで、インナー通してブレーキ、ディレイラーに取り付けて完了。

 

ここで妙に気に食わない箇所に気づく。

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ハンドルのライザー角度がキツすぎるのか、これ以上取り付け位置を中へ寄せることができない。

これだと外すぎてハンドル握り位置がかなり開いてしまう。

おまけに

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これ以上押し込もうとするとシフターのフタが開いてきて、上の写真の位置でも既にこれくらい隙間が開いてしまう。

この状態で雨なんかに降られた日にゃ内部に入りまくりじゃないですか!

 

なんか解決策ないかなぁと思案に暮れていると、そういやシフトとブレーキが一体になっているデュアルコントロールレバーなんてものがあったよなぁと思いつく。

これならもっとバンド幅は一台分なのでもっと奥まで押し込めるだろう。

値段調べるとDeoreクラスのST-M530-Lだと¥8,000切っている。

こんくらいならいいかと思い購入に踏み切った。

(この値段見ると、なんでロードのSTIレバーはあんな高いんだろうか・・・)

 

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取り付けてみるといい感じだ。十分な位置まで押し込める。

操作感も心なしか高級感が出てよろしいw

 

あ、取付け時の注意点が一点だけ。

説明書にはシフトワイヤーを通す際にはカバーのツメを外してから取り外すように書いてあるが、

実際にはネジを1本外す必要がある。

下の写真で言うと親指の下にあるネジである。

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無理に外そうとすると多分プラスチックのツメは折れてしまうだろうから注意!

 

取り付けたらブレーキ、ディレイラーの調整を行う。

そして今回の組立てでもっともハマったのがこの調整部分だ。

リアはどう調整してもなぜか一番アウター側のギアに入らない。

メンテ本見てその通りにやってもまったく入らん。

2時間ぐらい格闘の後、あることに気づく。

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これスタンドにぶつかってるだけちゃうんか、と。

スタンドを取っ払い変速してみるとバシバシ入る・・・・。

まったく2時間も何やってたんだか。

 

そして更に凶悪なのがフロントディレイラーだ。

最初思いっきりワイヤー張ったら調整どころか、そもそも変速レバーが動かないw

ちょっと緩めると動くようになったので、ひとまずこれで調整を進める。

メンテ本見ながら調整するのだが、なんか調整ネジを回しても稼動範囲動いてる気配がない。

もうネジ取れちまうんじゃないかってくらい緩めるとようやく各ギアに変速するようになったが、これでも入ったり入らなかったりw

疲労困憊だし、今日はひとまずこれでよしとしよう。

 

最後にチェーンを張って・・・

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ここでも注意点がw

チェーンを買ったときにアンプルピンが1本ついてくるのだが、これ以外にも最初からチェーンについているピンがある。

ああ、これで繋いで、付属のアンプルピンは予備なのね、と思いそのピンで繋いで見るとどうにも

動きが悪い。なんかカクッカクッというひっかかりがあるというか。

もしかしたら繋ぎ方が悪かったのかもしれんが、付属のアンプルピンで繋ぎ直すとスムーズに動くようになった。

 

 

さてさて、これでひとまず完成・・・かな?

雨降ってるから試運転は明日だな。

MTBを組立てるッ!その4 ブレーキ&ディレイラー取付け編

いよいよ各コンポーネントの取付けに入る。

 

まずはクランクの取り付け。

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取付け自体はカンタンだった。

ネジ切り部分にグリス塗ってカートリジを専用工具使ってネジこんでいくだけ。

適正トルクを専用工具だけでかけるのはほぼ不可能(高トルクが必要)らしいのだが、もとよりトルクを測る術がないためここは思いっきり体重をかけて締め付ける。

これを左右分。よく右側のネジは逆ネジなので注意とか書いてあるが締めこむ方向はご丁寧にカートリッジ部に書いてあるので別段困らなかった。

・・・が、ここには別の落とし穴が。

なぜか理由は分からんが、シマノのクランクセットには説明書が付いていない。

んで、最初に組み付けた時、どうにもクランクが回らずなんでだろうと思いメンテ本で確認すると

カートリッジを締めこむところにスペーサーなるものを噛まさないといけないらしい。

そして噛ますスペーサーはシェル幅によって枚数が変わる、とのこと。

こんなもん説明書ナシに分かるかいw

BBシェル幅68mmの場合は右に2枚、左に1枚だそうな。

2.5mmのスペーサーとか書かれているが製品には3枚しか付属せず、厚さ違い等は確認できなかったので他の厚みのスペーサーを噛ますパターンがあるか等は不明。

JIS規格の68mm、70mmは問題なさげ。

カートリッジが取付けできたら右のクランク差し込んで左クランクとりつけてボルトで締めて取り付け完了。

 

 

次に前後ブレーキ。

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やっかいなことにディスクブレーキ取り付け台座には複数の規格があり、規格が違うと取り付けることが出来ない。

今回は前がポストマウント方式なのでブレーキキャリパーからアダプタを取り外して組み付ける。

後ろはそのままアダプタ付けたまま取り付け。

そしてここでも問題が。

あれこれ試してるうちにブレーキキャリパーが前後どっちだったか分からなくなるw

違いはアダプタだけでで、見た感じブレーキキャリパーには違いがないよな・・・・・。

じゃ、どっちでも問題ないっしょということで特に気にせず前ブレーキを取り付け、次に後ろも取り付けようとしたがどうがんばってもアダプタとフレームの取り付け台座の形が合わない。

1/2の確立でハズしたようだ_| ̄|○

アダプタを取り替えて問題なく取り付けられたが、もし後ろだけディスクブレーキにしたいといった場合には購入時に要注意だ。

 

次は前後ディレイラー。

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こちらも取り付けは特に問題なし。

前ディレイラーが若干位置調整がシビアかなといった程度。

 

撮影時期の関係上、すでにケーブルが貼られているが、ケーブル編は次回へ続く。

MTBを組立てるッ!その3 ヘッドセット&タイヤ取付け編

まったく仕事が忙しい。

今日もほんとは出勤予定だったんだが、急遽中止になった。

というわけでいよいよ組立てに入る。

 

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組立て直前の姿。

あ、そうそう。

組立てる時に役立つだろうと思いメンテスタンドを買った。

簡易式のディスプレイスタンドがあるのでこれでよかろうと思ってたんだが、

よくよく考えてみると組みあがったときには自転車が2台になり、駐輪場に止めれなくなる。

となると室内保管しかないが、これがあればメンテするとき以外はディスプレイスタンドの代わりにもなるだろうとの目論見である。

ま、値段も安かったので(¥8,900)ポチっといた。

 

またヘッドチューブにぶっ刺さってる黒い棒はヘッドパーツ圧入工具である。

よくホームページに簡易式の自作工具が紹介されているが、ウチの場合どうやっても

どうがんばっても平行に入らないのであきらめて買っちまった。

こちらは¥10,000。この手の工具にしてはまぁまぁ安価な部類である。

結果はさすがに専用工具だけあって簡単に作業完了。

意外だったのは圧入する際、ワン部分だけをセットして圧入すると思ってたんだが、この工具の場合ベアリングも合わせてセットしないといけなかったこと。

最初これが分からずにどうセットしてもワンの直径のほうが工具の押し出し部分より大きく、すっぽりすり抜けてしまうので焦った。

それにベアリングにこんな圧力かけて平気なんか?と不安にもなったが結果うまくいったのでよしとしよう。

もしかしてベアリングも同時にセットして圧入すれば自作の簡易式でもうまくいったのかもしれん。

 

順番は前後するが、このフレームには元々ヘッドパーツがついていたので、まずはそれを取り外した。

この作業も本来は専用工具が必要なんだが、やはりWebで検索すると色々と情報が出てくる。

Web上の情報を参考にいざやってみると取り外しは圧入とは違い、初めてのド素人でも結構簡単に取り外せたので専用工具はやっぱいらんと思う。

注意点としてはWeb上の情報ではワッシャを半分に切ってワンに当てるというのが多かったんだが、ワッシャなんて早々簡単には切れない(笑)

 

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そこで25サイズの塩ビパイプをパイプカッターで輪切りに(高さは適当に数mmくらいに)してこいつをノコなんかで半分にきる。

で、切れた2つをテープなどでくっつけてヘッドチューブ内にセットする。

これならセットするときは右写真のように狭めて入れて、ヘッドチューブ内部で広げれば簡単にワンに引っかかる。

あとはコイツに当たるようにワッシャと長ネジを組み合わせ、上からプラハンマーでガンガン叩く。

そのうちカキーンという甲高い音とともにワンが外れます。

 

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次はフォークに下玉押しを圧入する。

こちらも専用工具まで買う気にならないので、塩ビパイプ+プラハンマーでぶっ叩いて圧入することに。

最初ガンガン叩くも中々入らなくて苦労したが、下玉押し~パイプ間に取り外して使わなくなったヘッドパーツのワンをかませてやってみるとアッサリ入った。

(写真の青い部分が下玉押し、その上の黒い部分がワン、その上がパイプ)

塩ビパイプだけだと柔らかすぎるのかもしれん。

ちなみに使用したパイプは30サイズのもの。25では下玉押しのサイズ的には適当なのだが、コラム径より小さいので入らない。

 

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次はタイヤにディスクブレーキのロータとスプロケットの取付け。

こっちは特に迷うこともなく、取り付け完了。

専用工具で取り付け部品を締めていくだけ。

ロータはシマノのセンターロック方式なんで超カンタン。まさにド素人向き。

 あ、ロータは回転方向が決まっているのでタイヤのそれと合わせる事。

 

なお、この部分に限らず、自転車についているほとんどの固定箇所(全部?)には締め付けトルクが決まってる。

当然それを守る必要があるのだが、トルクレンチ(これがまた高いんだ)なんて気の利いたものは持ってないので、特に負荷がかかりそうな箇所は念入りに力を入れて締めておく。

 

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フレームにフォーク、タイヤを組み付けてみる。

ハンドル、クランク、シートステイとサドルを仮付けしてみると・・・・。

お~それっぽくなってきたな。

MTBを組立てるッ!その2 パーツ編

ヤフオク漁ったり、お店に何度も足を運んだりと、

なんやかんやと苦労したがようやく一通り必要なパーツが揃った。

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まずはサスペンションフォーク。

別にこだわりもなく、山を走るわけでもないのでとりあえず安いのを。

ROCKSHOXというメーカのDART1というもっとも低いグレードのものにした。

めちゃめちゃ重い(笑)

ヤフオクで落札。

 

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次にタイヤ。

この辺は定番の品で、リムはMAVICのXM-317、ハブはDeoreに

タイヤはMAXXISのDETONATOR 26 X 1.5を履かせてみた。

 

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コンポはDeoreで統一。

あ、ディスクブレーキだけはDeoreグレードのヤツが在庫なかったとかでもう1ランク下のBR-M495にした。

お店の兄ちゃん曰く「別に変わらん」とのこと。

 

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せっかく自分で組み立てるので小物にもこだわった。

自分の好きなパーツを組み合わせれるってのはPCだろうが

自転車だろうが自作の醍醐味だな。

 

う~む、こうして見るといかにも自転車ちょっとかじりはじめました的なミーハーっつーか

チャラいスペックとなりました(笑)

 

あと残りはワイヤーとか保安部品とかだが、なんかのついでに買ってこよう。

MTBを組立てるッ!その1 フレーム編

何気にヤフオクを眺めてたらコイツ↓の未使用品フレームが出品されていた。

http://www.ironhorsebike.net/warrior30.html

この完成車欲しかったんだよなぁ・・・・。
自転車買おうと決めてから色々と調べだして、最初の候補がコイツだった。
Webで取扱店調べて、一番近いお店まで行って在庫ないか聞いてみたところ
数か月前から輸入されなくなってもう入ってきませんね、とのことだったので諦めた。
んで今乗ってるRSR4に落ち着いた訳だが、まさかこんなところで見掛けるとは。

・・・これは何かの縁か?買うか?買っちまうか?

いやまて、素人がフレームから組み立てられるわけがない!
余剰パーツもケツが痛くなるサドルくらいで、ほぼ全部揃えにゃならんし、
結局完成車より高くなるんじゃ??

いやいや、でも自転車のパーツなんて規格品なんだし、自作パソコンみたいなモンでしょ。
IntelとAMDではソケットの形状が違いますとかそんな感じじゃねーの?
それに一から組み立てれば自転車の構造なんかの知識もついて、
自分でメンテできるようになるのでは?

・・・と、天使と悪魔のバトルはアッサリと悪魔に軍配が上がったところでポチっとな。
数日後・・・・無事、到着~。

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あ、これこれそこの白黒さん、フレームで遊ばないようにw

さぁこれでもう後には引けなくなった。
あとは進むのみッ・・・・・!
D.I.Y! D.I.Y!